Date: prev next · Thread: first prev next last
2015 Archives by date, by thread · List index


小笠原です。タイトル変えますね。

岩橋さん、ご意見ありがとうございます。

 常套句的に使われている「The Document Foundation (TDF)は~をお知らせし
ます。」という部分。この言い回しが(訳としては正確なのだけれども)日本語
表現的にどうにも異質に感じられ、理解するのに引っかかるのです。スッと頭に
入ってこない。

そうですね、英語としては組織名を主語にするこういう言い回しは
ごく自然ですし、特にプレスリリースでは多用されますけれども、
すこし固く感じるかもしれません。


 例えばAbeさんもメール本文で使っておられるように、「The Document
Foundation (TDF)より(から)、~をお知らせします。」ではダメでしょうか。

なるほど。無生物主語を避けるという意味では悪くないかもしれま
せんね。原文から大きく外れてはいませんし。

いくつかの外資系企業のプレスリリースを確認しましたが、IBMさん
あたりだと「announced」で「日本IBMは〜を発表しました」と訳し
ていられるようなので、これもありかもしれません。

私個人としては慣れてしまったということもあり、プレスリリース
において「TDFは〜をお知らせします。」で特にわかりにくいとは感
じないのですが、もし安倍さんの参考になれば。


 あるいはもっと意訳でもどうか、と思ったりも…。訳というよりは、日本語
チームとしてアナウンスを再構築するくらいの勢いで。

もちろんマーケティング的視点では、翻訳ではなく日本独自のアナ
ウンスを出すということが望ましいのかもしれません。

ただ、最低限として日本語チームとしての責務として「TDFのアナウ
ンスをなるべく正確に伝える」ことが必要で、正確性を担保しつつ
アナウンスを日本向けに組み立てることは現在の体制では難しいと
考えています。原文を逐語的に訳すというのは、現状を鑑みれば、
さほど悪くない活動かと。


それに加え、FacebookのLibreOffice(日本語)ページ:

https://www.facebook.com/LibreOfficeJa

では「アナウンスを上書きするのではなく、私なりに日本なりの文
脈を考えた補足」というのをやっているのですが、こういう情報を
users@jaに流すというのは可能かもしれません。

もちろんボランタリーな活動になるので、すべてのプレスリリース
に対して行えるということはお約束はできませんが。というか、そ
れは別に日本語チームじゃなくてもできることではありますね。


では。
-- 
Naruhiko Ogasawara (naruoga@gmail.com)


PS.
悪意的と言われるかも知れません
が、「あ、このソフトはこの国の文化を理解することなく西洋の文化(言い回
し)を押し通すスタンスなんだ」と、私には感じられてしまいます。

私の個人的な意見ですが、ボランタリーなプロジェクトにおいて、
あくまでも翻訳であると断っているものについて、多少通りが悪い
(ということは認めるとしても)日本語訳であるからといって、そ
れを悪意に捉えるような人に対しては、コミュニティとして配慮し
なければいけない *義務* はないと考えています。

-- 
Unsubscribe instructions: E-mail to discuss+unsubscribe@ja.libreoffice.org
Posting guidelines + more: http://wiki.documentfoundation.org/Netiquette
List archive: http://listarchives.libreoffice.org/ja/discuss/
All messages sent to this list will be publicly archived and cannot be deleted

Context


Privacy Policy | Impressum (Legal Info) | Copyright information: Unless otherwise specified, all text and images on this website are licensed under the Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 License. This does not include the source code of LibreOffice, which is licensed under the Mozilla Public License (MPLv2). "LibreOffice" and "The Document Foundation" are registered trademarks of their corresponding registered owners or are in actual use as trademarks in one or more countries. Their respective logos and icons are also subject to international copyright laws. Use thereof is explained in our trademark policy.