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300名もの貢献者の取り組みのおかげで、
新しい LibreOffice は根本的に改善されています。

2011年8月1日 - The Document Foundation (TDF)は LibreOffice 3.4.2 をお知らせ
いたします。これは LibreOffice 3.4 系の3番目のバージョンであり、個人および
企業の両方に向けてものです。LibreOffice 3.4.2 では、これまでのバージョンで
ユーザーにより見つけられた最も重大なバグの大部分が修正されており、ほとんど
の企業でのプロダクションでの需要に見合って配備できるものです。

The Document Foundation は、大きな組織についてはサポートパートナーとともに
LibreOffice を配備していただくようお勧めいたします。サポートパートナーとは、
特殊な要件を慎重に評価し、移行をうまく実現する手助けをし、認識された課題に
対し特別な修正を提供します。TDF のパートナーから LibreOffice のサポートを
購入することは、企業にとって、このプロジェクトに財政面で貢献する(したがって
その開発に資金を提供し、安定性を改善し、そして成長を加速する)ための間接的な
手段になるという面もあります。この新しいバージョンを配備する前に、ユーザーは
常にリリースノートを参照するべきです。

LibreOffice 3.4.2 は300名もの貢献者が結束して活動した結果です。
彼らは 23,000 を越えるコミットを行い、約500万行のコードを追加、削除、あるいは
変更をしました。開発者のコミュニティは、会社のスポンサーのついた貢献者と
独立したコミュニティのボランティアでうまく調和しています: Oracle および SUSE
はそれぞれでコミットの約25%を提供し、それとは別の25%を私たちがプロジェクトを
開始してから新たに参加したコミュニティのボランティアにより与えられ、
さらに別の20%は Red Hat によるものです。残りのコミットは、TDF 以前の貢献者
Canonical の開発者、そして Bobiciel、CodeThink、Lanedo、SIL および
Tata Consultancy Services のような組織によるものを合わせたものです。

この同じデータを個人の開発者について見ると、LibreOffice が始まってからの
トップの12名は、(Canonical、Oracle、Red Hat および SUSE という4つの)会社の
スポンサーのついた貢献者と私的な個人の貢献者が組み合わさっています。
これはバランスのとれた状況および健全なコミュニティを示唆するものです。

「TDF は OpenOffice.org のコードを進化させ、よりクリーンで無駄のない自由な
オフィススイートを開発することを目標にして生まれました。10ヶ月ののちに
この目的を達成するための正しい軌道に乗っています」と、4名の Canonical の
貢献者のうちの1人であり、Engineering Steering Committee の主要なメンバーである
Bjoern Michaelsen は言っています。「もちろん、これほどの巨大なコードを刷新
する試みにおいては、安定性が低下するという短期的なリスクがあることを認識して
います。しかしそれは機能、速度、そしてやはり安定性の長期的な改善によって
報われるものです。」

別のお知らせとして、TDF の公式の貢献者および LibreOffice のユーザーの数は
増加しつつあります。RedFlag2000 Software Company の代表である Youbing Jin
は「TDF がこれまでより強力になっていることを知り喜んでおります。また、私たち
がその一部であることを誇りに思います。」と言っています。

The Document Foundation と LibreOffice を取り巻くコミュニティは
今年の10月13日から15日にかけてパリで開かれる第1回 LibreOffice Conference
(http://conference.libreoffice.org/)で集まります。
論文の募集は8月8日まで続いており、参加登録は9月末に締め切られます。

TDF は 3.4.2 が(適切なパートナーによるサポートとともに配備される形で)
「企業での利用に向けて準備が整った」と考えられるものになったことを
嬉しく思っていますが、これはさらなる安定性に向けての私たちの歩みの中において
1つのマイルストーンに過ぎません。3.4.3 リリースはさらなる安定性と
セキュリティ修正を含んだものとして8月末になる予定です。

LibreOffice 3.4.2 は http://www.libreoffice.org/download/ からダウンロード
できます。
(訳注: 日本語のダウンロードページは http://ja.libreoffice.org/download/
です。)
The Document Foundation ブログへの短縮リンク: http://wp.me/p1byPE-ao

*** 公開連絡先

Florian Effenberger (based near Munich, Germany, UTC+1)
Phone: +49 8341 99660880 - Mobile: +49 151 14424108
E-mail: floeff@documentfoundation.org - Skype: floeff

Olivier Hallot (based in Rio de Janeiro, Brazil, UTC-3)
Mobile: +55 21 88228812 - E-mail: olivier.hallot@documentfoundation.org

Charles H. Schulz (based in Paris, France, UTC+1)
Mobile: +33 6 98655424 - E-mail: charles.schulz@documentfoundation.org

Italo Vignoli (based in Milan, Italy, UTC+1)
SIP Phone: +39 02 320621813 - Mobile: +39 348 5653829
E-mail: italo.vignoli@documentfoundation.org - Skype: italovignoli
GTalk: italo.vignoli@gmail.com
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以上は announce@documentfoundation.org で配信されたアナウンスの日本語訳です。
原文は
http://listarchives.documentfoundation.org/www/announce/msg00054.html
になります。
---

LibreOffice 3.4.2の日本語翻訳は多くの方のご協力により改善されています。
翻訳の課題を指摘していただいた方に感謝し、3.4.1からの修正点を以下の通り
お知らせいたします。
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インストーラ
  インストーラの説明で文字が切れていたのを修正(baffclan)
  インストーラの[セットアップの種類]を修正(いくや)
  Mac OS Xのインストーラのtypoを修正(西山)
Writer
  文字ダイアログの文字が切れていたのを修正(waichan)
  [ワードコンプリーション]を[単語の補完]に変更(いくや)
  [Paste clipboard]の訳を[クリップボードの貼り付け]で統一(おしえ)
Calc
  [Makrocode]を[マクロコード]に変更(樋口)
Draw
  オプションの[使う単位]の[線]を[行]に変更(瀧澤)
Impress
  [スライドショー]-[スライドショーの設定]に
  [プレゼンテーションディスプレイ]を[プレゼンテーションの表示]に変更(いくや)
  [ツール]-[プレゼンテーションを最小化]を[プレゼンテーションの軽量化]に変更(いくや)
---
LibreOffice の日本語翻訳で「この表記は少し分かりにくい」、「これは誤訳だ」
などお気付きの点がありましたら、
discuss@ja.libreoffice.org
で議論できます。ご意見をお待ちしております。

-- 
Unsubscribe instructions: E-mail to announce+help@ja.libreoffice.org
List archive: http://listarchives.libreoffice.org/ja/announce/

Context


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