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 こんにちは、じんばです。
 誰からも返信がないようなので、僭越ながら意見を送らせていただきます。


これはユーザーのコンテンツをベンダーによるロックインから自由にするために
 「ロックイン」を「制約」に変えてはいかがでしょうか。カタカナ語は少ない方が理解しやすいように思います(私の英語力が無いからというのもありましょうが)。


起こります。それどころか、ユーザーは自分自身のコンテンツから締め出されて
しまいます。
 「それどころか」の部分は、原文で"in fact"なので、「事実上、ユーザーは……ということです」もしくは、「要するに、ユーザーは……ということです」などの方が原文に近い意味になろうかと思います。


移るための仕組みを提供しようという希望から生まれました。コンテンツに対する
実際のコントロールを、コンピューター企業から実際の製作者に取り戻すために。
 effective controlといのが難しいですね……ちょい原文からは離れる気がしますが、「コンテンツ(the 
content)への(over)本質的(effective)な管理(control over)権(?)を、コンピューター企業から実際の製作者に取り戻すために。」というのはいかがでしょうか?

 
あと、もしかしたら、Liberationは「解放」、プロプライエタリは「独自の/独自な」等と、カッコ書きででも、付しといた方が、一般人へのアナウンスと考えれば良いかもしれないと思います(前者はlibre(ロマンス諸語の自由)と-tion(英語の接尾語)の混成語であり普通の英和辞書には載っていない、後者も普通の国語辞典には載っていない)。だが、ITに詳しい人にとったら、目障りな註釈と思うかもしれず、どうなのかは私には分かりません……。

 以上、よろしくお願いします。

On Thu, 03 Apr 2014 10:16:26 +0900, Takeshi Abe <tabe@fixedpoint.jp> wrote:

皆様

TDF より新しいプロジェクト Document Liberation Project が発表されました。
以下のように訳文を用意しております。
ご確認よろしくお願いいたします。

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Subject: 昔の読めなくなった文書を、もう一度よみがえらせよう

The Document Foundation は Document Liberation プロジェクトを発表します

2014年4月2日、ベルリン - The Document Foundation (TDF)は Document Liberation
プロジェクト(http://www.documentliberation.org)の発足を発表します。
これはユーザーのコンテンツをベンダーによるロックインから自由にするために
開発者が結集するプロジェクトです。多くのコンピューター利用者が直面する日常的な
問題、つまり以前の古い、もう今のソフトウェアでは読めないファイル形式に保存
されている個人的なデジタルコンテンツに対して、このハッカー達は解決策を提供
します。

「これらの古いファイルがどのアプリケーションでも開けないということがしばしば
起こります。それどころか、ユーザーは自分自身のコンテンツから締め出されて
しまいます。この古いデータにアクセスできなくなる理由のほとんどが、プロプライ
エタリのファイル形式を使ったことによるベンダーロックインなのです。」と、
Document Liberation プロジェクトのリーダーである Fridrich Strba は述べて
います。「さらに悪いことに、公的行政機関がプロプライエタリのファイル形式、
あるいは文書化されていない形式を使って文書を保存すると、大事な情報を市民が
アクセスすることを意図せず制限していることになります。驚くべきことに、
政府においてさえ OS やオフィスソフトをアップグレードした後でその文書が
開けなくなる恐れがあります。」

The Document Liberation プロジェクトは、個人や組織、そして政府がそれぞれの
文書をプロプライエタリなファイル形式から取り戻し、オープンなファイル形式への
移るための仕組みを提供しようという希望から生まれました。コンテンツに対する
実際のコントロールを、コンピューター企業から実際の製作者に取り戻すために。

LibreOffice が2010年に誕生して以来、さまざまなコミュニティのメンバーが
プロプライエタリのアプリケーションとの相互運用性を改善するために努めて
きました。コミュニティからの興味に支えられて(それは LibreOffice
プロジェクトの外部からの支援さえありました)、これまで開発者は MS Visio や
CorelDraw、MS Publisher、Apple Keynote、そしていくつもある異なる古い
マッキントッシュの形式を含むプロプライエタリなファイル形式を読み込める
ようにしてきました。これらのファイル形式をインポートするライブラリは、
LibreOffice だけでなく、Abiword や Calligra、CorelDRAW ファイルビューア、
Inkscape、Scribus によって用いられています。

The Document Liberation プロジェクトは、オープンソースの世界のいたるところ
から開発者をひきつけ、LibreOffice 開発者と協力することを目指しています。
既にある関係を強化し、ファイル形式の分野で共通の目標を持つ全ての人で
新しい関係を築くためです。その目的は、プロプライエタリなファイル形式
から対応する ISO 標準である ODF 文書形式に変換する強力なツールを提供する
ことを通じて、成長しつつあるオープンな文書のエコシステムに貢献することです。

さらなる情報はこちら: http://www.documentliberation.org/contact/

The Document Foundation をサポートしてください

LibreOffice のユーザー、フリーソフトウェアの賛同者、そしてコミュニティの方々は
http://donate.libreoffice.org
(訳注: 日本語のページは
http://donate.libreoffice.org/ja/
)で寄付することによって The Document Foundation を支援することができます。
集まった資金はインフラを整備したり、グローバルおよびローカルなレベルでこの
プロジェクトをもっと成長させるために使われます。

The Document Foundation (TDF)について

The Document Foundation はオープンで、独立した、自治による実力主義の組織であり、
フリーソフトウェアの精神に則りドイツにおける非営利組織として法人となっています。
TDF は LibreOffice - かつてない最高のオフィススイート - の開発に集中しています。
LibreOffice はグローバルなコミュニティから OOo の正当な後継者として選ばれており、
より多くの公的行政機関や大企業、中小企業からデスクトップのオフィスソフトとして
採用されています。

TDF は、そのコアバリューに賛同し活動に貢献する個人および組織とともにあります。
2014年1月1日現在、TDF には190名を越えるメンバーがおり、世界中で3000名を越す
ボランティアおよび貢献者がいます。



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JINBA Masafumi(神場 雅史)
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Twitter:@hachihita

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