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(原文)20119月28日 - The Document Foundation (TDF)は1周年を祝います。
(対案)2011年9月28日 - The Document Foundation (TDF)は1周年を祝います。
(指摘事項等)"年"脱落

(原文)LibreOffice の最初のベータリリースされてから1年になります。
(対案)LibreOffice の最初のベータリリースから1年になります。
(指摘事項等)これは、誤訳の指摘というより、訳文への要望・希望に近いピックアップです。
深い根拠はありませんが、文章は短い方がうれしいのです(私が)。

(原文)Steering Committee
(対案)-
(指摘事項等)なんとか日本語にならないでしょうか?
「運営委員会のメンバ」では、あまりにダサいとは思うのですが。

(原文)「私たちはこの12ヶ月の間に信じられないほどのことを達成しました。」と Steering Committee の Charles
Schulz は述べています。
(対案)Steering Committee の Charles Schulz
は「私たちはこの12ヶ月の間に信じられないほどのことを達成しました。」と 述べています。
(指摘事項等)日本語としては、主語が文頭にあるほうがすわりがいいように思います。

(原文)このプロジェクトに対する貢献が認められた136名のメンバーがいます。
(対案)136名のメンバーが、このプロジェクトの運営に対して貢献しています。
(指摘事項等)運営云々は翻訳上の逃げです。
nominated を日本語で上手く表現できればいいのですが。

(原文)270名の方 / もっと多くの方
(対案)270名の方々 / もっと多くの方々
(指摘事項等)些細な指摘です。無視されてもかまいません。

(原文)彼らの多くはメンバーでもあります。
(対案)(省いてもいいのではないでしょうか)
(指摘事項等)「開発や、ローカライズに関わるひとびとは、
プロジェクトに属するメンバーじゃないのか?」という違和感をおぼえます。
もし、この文章を生かすのであれば、「メンバー」の範囲を明らかにする注釈を、
付け加えるべきだと思います。
英文は「Steering Committee のメンバーでもある」と言いたいのではないか、
という気もしますが、どうなのでしょう?

(原文)開発者のコミュニティは企業のスポンサーがついた貢献者と独立したコミュニティのボランティアとの間でうまくバランスがとれています。
(対案)スポンサー企業がついた貢献者と独立したボランティアは、良くバランスの取れた開発者コミュニティを構成しています。
(指摘事項等)意訳が過ぎた悪訳と謗られても、言い返せない対案なのですが。
「コミュニティ」が二箇所に出てきて、意味を掴みにくいと思われます。
また日本語では「開発者のコミュニティ」を主語とすると、違和感があるのではないか、
と、私は思うのです。

(原文)LibreOffice のエクスペリエンスは過去の StarOffice コードベースの遺産を進化させたこれまでで最高のものです。
(対案)LibreOffice は過去の StarOffice の遺産を進化させたこれまでで最高のものです。
(指摘事項等)無視されてもかまいません。でも …… でも …… 気になるのです。

(原文)いかなる著作権の譲渡も求めないという事実のおかげで
(対案)いかなる著作権の譲渡も求めないという方針のおかげで
(指摘事項等)列挙されているのは、TDF の意思に基づくものだと思われます。
「事実」という語は、誰かの意思に基づかない、天然自然の結果を連想させると思います。
「方針」とすれば、その点を改善できると思いました。

"The Document Foundation" という語と、"TDF" という語が混在していることが気になりました。
ふつうの人々にとって、両者が同じものだとは、必ずしも把握できないかもしれません。

soltiox

11/09/29 Takeshi Abe <tabe@fixedpoint.jp>:
皆様

安部です。
TDF が発足してから1年になることを記念するメッセージが届いております。
以下のように訳文を用意しております。
ご確認よろしくお願いいたします。

---
The Document Foundation の1周年を記念して

LibreOffice は最良のオープンソースソフトウェアとして IDG's InfoWorld
BOSSIE Awards 2011 および OWF Experiment Awards 2011 を受賞しました。

20119月28日 - The Document Foundation (TDF)は1周年を祝います。
このプロジェクトが発表され、LibreOffice の最初のベータリリースされてから
1年になります。「私たちはこの12ヶ月の間に信じられないほどのことを
達成しました。」と Steering Committee の Charles Schulz は述べています。
「いくつかの数字を見てみましょう: このプロジェクトに対する貢献が認め
られた136名のメンバーがいます。270名の開発者がおり、またローカリゼーションに
携わる270名の方がいます(常にもっと多くの方を惹きつけたいと望んで
いますが)。彼らの多くはメンバーでもあります。私たちには100を越えるメーリング
リストがあります。そこにさらに15,000名を越える購読者がいます。そのうち
半数は私たちのアナウンスメントを全て受け取っています。そして世界中の
メディアで何千もの記事になりました。」

LibreOffice は330名の貢献者が協力した活動による産物です。その中には
以前の OpenOffice.org の開発者も含まれます。25,000を越えるコミットが
なされています。開発者のコミュニティは企業のスポンサーがついた貢献者と
独立したコミュニティのボランティアとの間でうまくバランスがとれています。
SUSE と新たにプロジェクトに加わったコミュニティのボランティアはそれぞれ
コミット全体の25%を提供しています。別の20%は RedHat からなり、さらなる
20%は OpenOffice.org のコードベースからなります。残りのコミットは TDF
以前の貢献者によるもの、Canonical の開発者によるもの、Bobiciel、CodeThink、
Lanedo、SIL、および Tata Consultancy Services のような組織によるものです。

そういった努力が結果につながりつつあります。より速く、より信頼性が高く、
加えて従来よりも豊富な機能を備えており、LibreOffice のエクスペリエンスは
過去の StarOffice コードベースの遺産を進化させたこれまでで最高のものです。
InfoWorld が言っているように、「最新の機能では性能を改善するように、
この製品がよりビジネスのツールらしくなるように、誰もにとって手間がかかる
ところが減るように、さらなる注意が払われています。」

「新しい参加者をを大いに歓迎するという姿勢、コピーレフトのライセンス、
そしていかなる著作権の譲渡も求めないという事実のおかげで、The Document
Foundation はこの1年のうちに多くの開発者とそのコミットを惹きつけており、
その数は OpenOffice.org プロジェクトが最初の10年で獲得したより多いです。」
と Nobert Thiebaud は言っています。彼は2010年9月28日に LibreOffice の
コードに飛びついた、最初の日からのハッカーであり、現在は TDF の Engineering
Steering Committee のメンバーです。

最初の安定版リリースが利用できるようになった2011年1月25日から数えて、
81個の TDF のミラーサイトからのダウンロード数は600万を越えています。
そして同一のパッケージを提供する(Softpedia などの)外部のサイトも
加えると750万にのぼります。さらに、雑誌に付録されている、またはオンライン
の ISO イメージを焼いた CD から LibreOffice をインストールしたユーザー
はさらにたくさんいます。ダウンロードまたは CD からインストールした
ユーザーが世界で1000万人いると、TDF は推定しています。

一方、Linux ユーザーはそれぞれのディストリビューションのレポジトリから
LibreOffice を得ています。2011年の新規または更新された Linux インストール
数についての IDC の試算を元にして、Linux でのユーザーが別に1500万人
いると TDF は推定しています。LibreOffice は全ての Linux ディストリビューション
が選んだオフィススイートだからです。

TDF の見積りでは、世界中で合計2500万人の LibreOffice ユーザーがおり、
この調子でいくとこの10年のうちに世界中で2億人のユーザーに届くのでは
ないかと考えられます。

「OpenOffice.org を取り巻くコミュニティが、コミュニティによって運営される
独立したプロジェクトへフォークすることを決めたとき、私は興奮しつつその
成功を見たいと思いました。それを確かなものにする最善の方法は活発に関わること
であって、まさに最初の日から、私はそのチームの一員になりたいと心に決めました。
私は LibreOffice のドキュメンテーションと Web サイトのコンテンツの開発
で活動しており、プロジェクトの Alfresco プラットフォームを運営し、
マーケティンググループをサポートしています。LibreOffice はまさに生き生きと
して成長している活発なプロジェクトであり、私たちはみな、これを偉大な
サクセスストーリーにしようと決心しています。」と David Nelson は言っています。
彼はもう1人の最初の日からのボランティアであり、その貢献によって The Document
Foundation のメンバーとして受け入れられています。

TDF のコミュニティは10月12日から10月15日にかけて、第1回の LibreOffice
Conference (http://conference.libreoffice.org/)のためにパリに集まります。
興味のある方々は http://conference.libreoffice.org/conference-registration/
で参加登録してください。

LibreOffice は http://www.libreoffice.org/ からダウンロードできます。

ジャーナリストの方への注意: : 以前の OpenOffice.org の基準で TDF が測った
ところ、ミラーのシステムへの全ヒット数を数えると、ダウンロード数は2200万回を
数えます。

画像: http://dl.dropbox.com/u/116590/tdf-anniversaryimages.zip

ブログ記事への短い URL: http://wp.me/p1byPE-by

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email italo.vignoli@documentfoundation.org
phone +39.348.5653829 - VoIP +39.02.320621813
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